やってはいけない価格設定の仕方5つ!

コラム

今回は個人サロンを運営するにあたり、誰しも直面する価格設定についてのお話です。

サロン開業準備中でメニュー価格の決め方に悩まれている方や、すでにサロンをオープンしているけれど、利益がなかなかでない方にお役に立てる情報となっています。

実際によくある陥りがちなポイントを5つまとめてみました!

ぜひ、ご自身に置き換えて考えてみてくださいね。

勤めていたサロンより少し安くしてしまう

以前勤めていたからこそ、比べる基準がそうなることも分かります。慣れ親しんだ価格で安心感もありますよね。 しかし、そのサロンと、あなたのサロンは果たして同じでしょうか?  

サロンの規模も違えば、場所も違います。また提供できる内容も違ってくるはずです。個人サロンだからサービスの質が下がるわけではありません。 

過去のサロン基準はやめて、今一度、あなたが提供できるサービス内容や、サロンコンセプトを思い返してみましょう。

近所のサロンより少し安くしてしまう

サロンを運営するにあたり、周囲のお店をリサーチすることは大切です。しかし、そこで同じような価格、もしくは少し安くしてしまうのは価格競争に巻き込まれる典型的なパターンです。あまり周りのサロンの価格は気にしなくて大丈夫です。安さで選ばれるのではなく、あなたという価値で選ばれるサロンにしましょう。

施術にかかる時間を考えない

「こんなに時間をかけたのにたったこれだけ?!」ということはありませんか?

特におひとりで運営されているサロンは1日にできる施術人数に限りがあります。客単価ももちろん大事ですが、無駄のない予約管理で時間単価を意識し上げていきましょう。例えばアートにしても時間を追加しなくてできる範囲なら客数も減らすことなく、一日の時間単価をしっかりキープすることが出来ます。

原価を考えない

施術中は手間にならなくても、使う素材が増えれば増えるほど仕入れコストが上がります。長い目で見ると首をじわじわと絞めることに・・・なんてことになりかねません。カラージェルはそんなに沢山の種類は必要でしょうか? 最新の機材は今買うべき時期でしょうか? 今一度ご自身のサロンのコンセプトを思い出し、果たしてそれが必要なのか、需要があるのかを考えることも大切なことです。

高い安いを自分の主観で決める

「この価格だと高すぎるから」はあなたの主観です!お客様の立場だとどう思うかを考えてみてください。

最初は不安になるかもしれません。しかし、お客様が抱えている悩みをしっかり解消できるサービスなら 喜んで受けたい方も多いのです。

まとめ

以上、やってはいけない価格設定の仕方5つ」でした。

お客様に喜んでいただきたいからこそ、お金を頂くことへのブロックが邪魔をしてしまうこともあるかもしれません。しかし、安易に安くしてしまうと後々苦しむことになってしまいます。長く運営するためにも、価格で選ばれるサロンではなくて、「あなたのサロンにしかない価値」で選ばれる価格設定をしていきましょう。そして利益が出れば、大切なお客様にさらなるサービスを還元できるようにもなります。

ぜひそんな素敵なサロンを作っていきましょう。

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